トランプアルゴ!? AIがトランプ氏のツイートを分析し、株で自動取引。

 

トランプ氏のツイートで株自動取引、米企業がAIプログラム開発

2017年01月31日 12:24 

 

トランプ氏のツイートで株自動取引、米企業がAIプログラム開発

ドナルド・トランプ米大統領。ホワイトハウスで(2017年1月30日撮影)。(c)AFP/NICHOLAS KAMM

 

【1月31日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がツイッター(Twitter)で繰り出す個別企業への攻撃。それを投資に生かそうと、テキサス(Texas)州の企業が人工知能(AI)を使ったプログラムを開発した。トランプ氏のツイートを分析して株価の変動を予想、瞬時に取引をこなすもので、すでにトヨタ自動車(Toyota Motor)のメキシコ工場建設への批判などから大きな利益を上げたという。広告inRead invented by Teads プログラムはその名も「トランプ・アンド・ダンプ(Trump & Dump)」。AIを活用して株価の変動につながるトランプ氏の投稿を特定し、株価にプラス材料になるかマイナス材料になるかを即座に判断、素早く取引を執行できる。 開発したテキサス州オースティン(Austin)のマーケティング・テクノロジー企業、T3のベン・ガディス(Ben Gaddis)社長はAFPの取材に、トランプ氏が政権移行期にツイッターで米ボーイング(Boeing)やロッキード・マーチン(Lockheed Martin)を攻撃すると、その株価が急落するのを目の当たりにしたことがきっかけになったと説明した。「トランプ氏の予測不能なツイートにどのように対処すればよいか、誰もが自問自答している」(ガディス氏)。そこでT3が取り組むことにしたのが、トランプ氏のツイートを基にして自動で取引するプログラム(ボット)の開発だった。 同社はこれまでの運用成績に満足しているといい、2回の取引で「大きな利益」が上がり、3回目は「若干」の損失だったと明かしている。 T3のウェブサイトに掲載された動画によると、1月上旬にトランプ氏がトヨタのメキシコ工場建設計画を批判した際には、同社の株価が下落すると見込む取引で「非常に大きな」利益を得たという。 同社は取引で得た利益を米国動物虐待防止協会(ASPCA)に寄付していると明らかにした上で「トランプ大統領がツイートすれば子犬が救える」と述べている。(c)AFP

情報源: トランプ氏のツイートで株自動取引、米企業がAIプログラム開発 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

 

 

米大統領選、AIはトランプ有利を予測

AIとは人間の頭脳を真似、様々な情報から答えを導き出すシステムだ。しかし情報のインプットによっては時にとんでもない答えが出ることもある。例えば今年3月、マイクロソフト社は開発中だった「Tay」という喋るAIシステムを削除する、と発表した。ツイッター上に登場し、「まるでティーンエイジャーの女の子のような話し方をする」AIとして話題となったが、登場後わずか24時間でTayは「ブッシュが2001年の同時多発テロの犯人。ヒトラーが生きていれば現代の指導らよりも偉大な仕事をしただろう。ドナルド・トランプこそ私たちに残された最後の希望」などとツイートするようになった。

 これはTayが参加したチャットグループなどから、彼らの言葉を学び、情報の多いものを優先的に「正しい」と判断したために起こった。こうした発言のほか、英語ではタブーとされる4文字ワードやセックスがらみの発言も多く、「実際の人間が発する言葉から正しく情報を読み取ることの困難さ」「良識を備えない機械の限界」と批評された。

 

iStock
 

インド発のAI「MoglA」

 そんな中でインドで開発されたAIシステム、MoglAが、驚きの予測をしたことが話題になっている。MoglAはグーグル、フェイスブック、ツイッター、ユーチューブなどのインターネットサイトをスキャン、分析し、そこから未来予測をする、というAIだ。過去にはインドでの選挙や米大統領選挙の結果を正しく予測したという。

 MoglAは2004年にサンジャブ・レイ氏が設立したGenic.aiという企業により開発されたもの。当初から選挙結果の予測を売りにしており、今年の米大統領選挙予備選ではヒラリー・クリントンとドナルド・トランプという2人の勝者を正しく予測した。

 ところがこのMoglAによると、今年の米大統領選挙の最終的な勝者は「ドナルド・トランプ」だという。

 MoglAは膨大なインターネット情報の中から「一般大衆がどれだけネット上で候補者のサイトにアクセスしたりその言動を引用したりしたか」を割り出し、その数値が高い方を評価する。しかしあくまで「数」が問題で、その内容については判断しない。

 実際、ヒラリーとトランプのツイッターのフォロワーの数を比べるとヒラリー約1000万人に対し、トランプは1280万人。過去のツイート数もヒラリー9500弱に対しトランプ3万3800強、と圧倒的にトランプが多い。発言が多ければそれにアクセスする人の数も多くなる。

 また、トランプ氏には何かと問題発言が多く、それがネットでニュースになることも当然ながら多い。トランプ批判のニュースサイトであっても、そこにアクセスする人が多ければMoglAは「ネット上でトランプに関心を持つ人が多い」と判断する。

情報源: 米大統領選、AIはトランプ有利を予測  WEDGE Infinity(ウェッジ)

 

 

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